第4回アジア・太平洋水サミットでの天皇陛下記念講演にて陛下より八代妙見祭をご紹介いただきました
4月26日に行われた妙見祭保存振興会総会の中で来賓の小早川県議より、第4回アジア・太平洋水サミットでの天皇陛下記念講演にて「陛下より妙見祭について触れていただきました」とご報告を頂きました。
3年ぶりの祭り開催への想いに追い風を頂けた様に感じます
記念講演の様子(Youtube)
※20分45秒より妙見祭についてご紹介頂いております
以下はご紹介いただいた内容です
ところで、熊本県八代市の「妙見祭(みょうけんさい)」の祭礼には、亀蛇(ガメ)と呼ばれる、亀と蛇が合体した中国伝来の架空の動物が登場します(図24)。ガメは、古来中国では龍の6番目の子どもを指したようですが、「妙見祭」が五穀豊穣を願う祭りであることを考えると、祭りという文化的な行事においても、龍と水、そして、日本とアジアとの結びつきを感じます。このように、日本をはじめアジアの各地で、水への感謝や畏れが蛇や龍とい- 5う具体的な形をとった神話や偶像となり、さらに伝来した新たな教えとそれらが一体となって、少しずつ形を変えながらもアジア・太平洋の国々に広がっていった過程がお分かりいただけるかと思います。
※記念講演原稿より抜粋
第4回アジア・太平洋水サミット 関連資料 | 日本水フォーラム